猫のツメ、ときどき腰痛。

偏った物欲と健康への偏愛。ときどき旅。ときどき腰痛。 せまりくる高齢化社会を笑いながら生き抜くための情報発信ブログ。

いまさら欲しいメッセンジャーバッグ

いまさらと思われるかもしれないが突然メッセンジャーバッグが欲しくなった。
バックパックに飽きたとも言えるし、バックパックに入れるほど荷物がない時にウエストバッグを斜め掛けして使っていたら、もうちょっとだけ荷物が増えた、、そんな時にメッセンジャーバッグを思いついたのである。
 
もともと、メッセンジャーバッグは、メッセンジャー、いわゆる配達人のために開発されたバッグのこと。バイクや自転車の走行中の妨げにならないよう、短めに斜めがけして背中にフィットさせるスタイルが特徴。開口部分が広いので物が出し入れしやすく、横長なので中の物がわかりやすい。
 
わたしが思い描く理想のメッセンジャーバッグ
・色は黒
・フラップの長さがカバンの大きさ近くある
・形が台形でなく長方形
・マチはあまりない
・太めのショルダーがバッグ本体から直接出ている
・素材は耐久性や防水性に優れていて軽いコーデュラナイロン
・バッグ本体の上部にファスナーがついている
・バッグの中に小物を入れるファスナーポケットがある
 
一番重要なのは、フラップを開けて物を出し入れするバッグ本体の上部にファスナーがついていて閉じられるようになっていること。何故かというとバッグが斜めになったり、あるいは逆さになったりした時に中の物がバラバラと落ちてくる可能性があるから。これがついているメッセンジャーバッグは意外に少ない。
 
そしてもうひとつ大事なのが形と大きさ。
よくある台形の型ではなく、なるべく長方形の型のほうがメッセンジャーバッグぽいし、フラップはバッグを覆うほど長い方がいい。
ショルダーが細いと斜め掛けした時のバッグや身体とのバランスが悪いし、太い方がかっこいい。
そして難しいのがバッグの大きさ。背負った時に小さすぎず大きすぎず、、これは背中を覆う面積の問題なので個々の体型によって異なる。
 
これらの要点を外すと、いわゆるただのショルダーバッグを斜め掛けしている観光に来た人になってしまうのである。
決してショルダーバッグとメッセンジャーバッグを混同してはいけない。
 
さて、バッグのミニ化が進む中でどんどん下火になってもう廃れたのかと思っていたメッセンジャーバッグ。

実は今でもこっそり人気のようで、ルイヴィトンやグッチなんかのハイブランドからも出ている。でも、メッセンジャーバッグにハイブランドはいらない。理由は素材がきっちりしすぎてて重くなるから。軽くさっと担げてペラペラしないのはやはりお手頃価格のアウトドアブランドでコーデュラナイロンなどの素材だろう。

そこで今どこのが人気なのか調べてみた。

 
言わずと知れた筆頭がマンハッタンポーテージ(Manhattan Portage) だが、90年代に流行ったこれ今持ってるとレトロ感満載でないの??と思うくらいおなじみである。
赤いロゴタグが目立ちすぎて敬遠していたブランドだが黒い目立たないロゴタグ(ブラックレーベル)もあるみたい。
 
マンハッタンポーテージカジュアルメッセンジャー
マンハッタン ポーテージ ブラックレーベル
 
 
クローム(CHROME)もメッセンジャーバッグは看板アイテムである。ロゴが目立たずシンプルなブラック一辺倒なところが好感持てるが、金具が金属なのが多く(だからクローム?)ガチャるし重い。
 
クローム ミニ メトロ メッセンジャーバッグ 
ポーター(PORTER)を持ちたくないのは、あまりにも世の中に溢れすぎてるから。軽くて丈夫で品質もいいし言うことないんだけど、ロゴを見るともういいですと言いたくなるのは本当にかわいそう。(ごめんなさい)それにこのフラットのフラップにある英文字はホントいらない。
 
ポーター フラット メッセンジャーバッグ 
ジャムホームメイド(JAM HOME MADE) は日本のブランドだが、ここのメッセンジャーバッグの形はとても理想的。ただ、フラップ表にあるトレードマークのキーホルダーはいらないし、これをなくして中にファスナーがあったら文句なし。なぜか楽天店にはない。
 
ジャムホームメイド エココーデュラ メッセンジャー
 
イーストパック(EASTPAKはアメリカの老舗バッグブランド。リュック界で初めてコーデュラナイロンという強靱な生地を製品に採用したといわれる、いわばパイオニアといっても過言ではないブランド。
今や数々のハイブランドとコラボでおなじみ。アンダーカバー、メゾンキツネ、MM6メゾンマルジェラ、MSGM、ホワイトマウンテニアリング、ファセッタズム、ティンバーランド、、挙げるときりがないくらい。
 
イーストパック メッセンジャーバッグ ”YOUNGSTER” ヤングスター
 
これはシンプルでいいが何故かこの型”YOUNGSTER” はZOZOにしか売っていない。「EASTPAK」はロゴがイマイチなんだけどなあ。。
 
そしてもうひとつのアメリカの老舗が
アウトドアプロダクツ(OUTDOOR PRODUCTS   
やはりバックパックを中心に高品質で実用的、デザインに優れたアウトドア製品を、リーズナブルプライスで提供するブランド。
 
アウトドアプロダクツ フラップショルダーバッグ 11L
 
今回挙げたブランドの中で、「バッグの上部にファスナーがある」のは、イーストパックとアウトドアプロダクツだけ。イーストパックは端から端までしっかりファスナーで閉じられるが、アウトドアプロダクツは端に少し隙間ができる仕様。
どちらもコーデュラナイロンを使ったしっかりした作りで汎用性も高い。
 
これは単純に大きさのバランスと形でアウトドアプロダクツを選ぶことになった。
背負った時に背中を覆う面積がイーストパックの方が若干小さく、バッグ下の角が丸すぎるのが気になったのである。ほんのささいなことなんだが、、、こだわりは外せない。
アウトドアプロダクツは横幅34cmというのがちょうど良かったから。ただマチが13cmもあるので大きく膨らまないようにする必要がある。
フラップにファスナーポケットが、実際にものを入れたらフラップが重くなってしまわないか??と気になったが、そうだったら入れなきゃいい。(本当は裏側にポケットがあると便利なんだけどね。。)
そして、「OUTDOOR PRODUCTS」のロゴは黒く塗ってしまうことにした。
やり方は簡単。ロゴ周りを養生テープで囲い、ロゴ部分に穴を開けた新聞を敷いて染めQスプレーを使って黒く染めるだけ。(写真より黒く染まる)
 
ロゴはあって欲しいけど目立って欲しくない。これでブラックレーベルっぽくなった、笑。
(※実際は写真よりもっと黒くなる)
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なんだかんだと悩んだ末にうちにやってきたメッセンジャーバッグ。
これを斜めがけするにはコートか少し厚めの上着を着てる季節がいい。
まさに今から活躍してくれそうである。
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