猫のツメ、ときどき腰痛。

偏った物欲と健康への偏愛。ときどき旅。ときどき腰痛。 せまりくる高齢化社会を笑いながら生き抜くための情報発信ブログ。

ボディバッグ再考!ミステリーランチ ヒップモンキー

以前、ボディバッグ を探していて、さんざん迷った挙句、購入したのは「THE NORTH FACE Sweep」だった。
ノースフェイスの人気モデルだが、これはこれで悪くない。ちょっと出かけるときに愛用しているし、外出自粛中の公園でのウォーキングに大活躍。ちょうど500mlペットボトルと小さい財布、スマホ、マスクのかえ、タオルハンカチ、あと細かいものが入って、突然雨が降っても大丈夫。
そうなのだが、1点だけ使ってみて初めてわかる難点が。。それはメインのファスナーの位置。ボディの真ん中らへんにあるせいで、開け閉めの時気をつけないと中身がこぼれてしまうのである。ボディ自体が小さめなのでたくさん入れていると余計にこぼれやすい。大したことないようで、毎回気を使うとちょっとストレスである。
 
そんなわけで、「いざという時のボディバッグ」第2弾は、もう少し容量が大きなサイズで探してみた。もっと荷物が入れば、ちょっとしたお出かけや通勤にも使える。特に梅雨の時期は濡れやすいリュックよりもボディバッグを斜め掛けにして手軽に出かけたい。
 
条件は
・容量が5〜10l
・防水(撥水でもギリギリ可能)
・ショルダーストラップが太め
・軽量
・色は黒
 
結果から言うと、最強の1択、ミステリーランチ ヒップモンキー ヒップバッグに軍杯が!!
 
 MYSTERY RANCH / ミステリーランチとは
1975年から最高のバックパックを作り続けてきたデイナ・グリーソンによって、2000年に創設されて以来、MYSTERY RANCH(ミステリーランチ)ではミリタリーや森林消防隊が代表するような“最も過酷な環境”で“最も危険な任務”に当たるプロフェッショナルのためにロードキャリテッジ(荷物運搬)システムを開発してきました。彼らは目的に特化したデザイン・構造を必要とし、想像を絶するような大荷重でも安定して背負えること、さらには、過酷なフィールドで酷使してもビクともしない程の耐久性といったあらゆる面において最高品質を求めます。こうしたプロフェッショナルのための最高品質のバックパックづくりで培った経験が、機能性・快適性を重視するハイカーやバックパッカー・クライマー・スキーヤー・ハンターといったアウトドアフリークのための製品づくりにも活かされています。
※ A&F公式ホームページより抜粋
 
 
MYSTERY RANCHは、アメリカ海軍特殊部隊にも採用されるほどの優れた「機能性」「耐久性」「品質」「ボディフィット感」を持ったブランドで、デザイン面や部材に関するテクノロジーを、サポートしている各分野のアンバサダーからのフィードバックにより今なお革新させながら進化しているという。
 
その中でも、ウエストバッグ では「ヒップモンキー ヒップバッグ」の人気が素晴らしく高い。
 

ミステリーランチ ヒップモンキー ヒップバッグ

 
生産国:アメリカ
容量:8L
重量:410g(日本公式サイトの掲載内容に誤りがあり、現在修正作業中)
素材:500D CORDURA コーデュラナイロン
サイズ:横24cm / 縦30cm / マチ13cm
その他:止水ジッパー/ コンプレッションベルト/ 本体上部のハンドル/キークリップ / 
 
8Lの大きさというのは、それなりにあるのだが、ヒップモンキーは見た目がそんなに大きく見えない上に、左右にコンプレッションベルトが付いているので、荷物の量によって調整が行え、容量の少ない時には荷室を薄くする事が可能である。
いつも使用している長財布、スマホ、ペットボトルなどを入れてもまだ余裕があり、雨が止んだ後に傘やレインコートまで入れられるので、特に雨の日には使用したくなる。
正面のポケットにはキークリップがあり、これもあると便利だと思うものの一つ。
本体のジッパーは止水ファスナーで、その割に固くなく、開閉もスムーズ。
本体上部のハンドルもパックを下ろした時に持つのに便利というちょっとした気遣いが嬉しい。
ショルダーストラップは太めの方が安定するし見栄えもいいと思っているので5cmの太さは◎!
そしてこのショルダーストラップは、斜めがけにした時にちょうどいいようにデザインされているという。
 
ここで要注意なのが、背面のパネル
ヒップモンキーには型崩れしないようにボディに面したところにプラスチックのパネルが入っている。内部にあるフォーム下側差込口のベルクロから取り外せるので便利なのだが、実はこれ、取り外せるものと、取り外せないものがあるらしい。人にもよるが外した方が身体に馴染みやすいとの声が多い。
わたしは偶然調べている過程でそのことがわかり、店に取り外せることを確認してから購入した。
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ミステリーランチはよく細かい仕様変更を行っているらしく、同一モデルにおいても製造時期によって仕様に相違がある場合が多いらしいので要注意である。
 
ここで挙げ連ねたヒップモンキーの特徴は、本当に至れり尽くせりの文句なしの仕様である。強いて言えば、バックルが手の指が折れるほど固いのと、アウトドアっぽすぎてモードに使用したい時にちょっと考えるくらいか。バックルは締めたまま使用するし、あまり問題じゃないかも。しかしあんなに条件で検索して探していてなんでもっと早く気づかなかったんだろう??ヒップモンキーよ、感動をありがとう。
 
ところで、ヒップモンキー を愛用してる人は誰でも知ってることだが、ヒップモンキーにはヒップモンキー2というベトナム製がある。アメリカ製の廉価版で、サイズも仕様も同じ。値段が倍違うので廉価版でよければそれに越したことはない。カラーもこっちの方が多い。
ただ、わたしは両方見たのだが、やっぱり違う感が否めなかった。廉価版なりの質感と言ったらいいのだろうか??生地やファスナー、ストラップの薄さ?などが本当にわずかに違うように感じたのである。
アメリカ製ではタグの文字の色オレンジなのに比べてベトナム製では黒なので、こっちの方が目立たずに好きだったのだが、この廉価版なりの違いが思いとどまるきっかけに。(アメリカ製のオレンジの文字を黒く塗ろうかと考え中)
ボディ内部に製造者のタグが縫い付けてあるかどうかも見分ける違いだが、一目でわかる違いはサイドにあるアメリカ国旗のタグ、ベトナム製にはそれがない。
ただ、これもアメリカ製でもタグ無しが存在するらしく、前期型MRN-73はタグ無しで、現行型のMRN-94がタグ付きなんだとか。。ややこしいわ。
 
公式取扱店のA&Fに問い合わせたら、「アメリカ製のヒップモンキーでは基本的にアメリカ製の部材を使用しており、アジア製のヒップモンキー2ではアジア製の部材を使用している。同等スペックの部材であっても製造元が異なるので質感等の違いはある」とのこと。やっぱりね。
 

ミステリーランチ フルムーン

ミステリーランチには「フルムーン」というヒップモンキーより少し容量が小さいモデルがある。創業当時の人気モデルをさらに使いやすく進化させたモデルで、ヒップモンキーよりもすっきりとしたシルエット。実はこれと迷ったのだが、「THE NORTH FACE Sweep」の容量よりもっと差別化したかったので、今回はパス。
アジア製でデザインは全く違うので参考までに。
 
容量:6.3L
重量:400g
素材:330デニール ロービックナイロン
サイズ:横30cm / 縦17cm / マチ19cm
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