超ド近眼だったわたしは、その昔レーシックの手術をしたことがある。
多少の不安はあったものの当時タイガーウッズがやってたというだけで、大丈夫だと信じ込んでのぞんたのだが、あの瞬きさせない拷問器具をつけられただけでパニックになり、だけど言う通りにしないともっと酷い目にあうという恐怖心で固まって、ただただ赤く光る一点を見つめていた。横切る刃?が眼球表面にフラップを開け、レーザーが点射される時間の短いようで長い時間。。 実際、片目の所要時間は15分ほどだったか。
そして術後にいきなり視界が開けるというか、情報が目から入り過ぎて頭痛がっ!そして落ち着いた頃にはああ、世界はこんなにクリアだったんだとか、なぜもっと早くしなかったんだろう、とメガネをかけずにいられる喜びに打ち震えていた。もう朝起きてすぐにメガネを探さなくていい、遠くにいる天敵を即座に見分けることが出来る。
だかなんと!10年以上経ったら何故か視力が落ちてきたという、、、なんとも残念な結果に!レーシック手術前、0.05くらいだったド近視が手術で1.0になり、そしていま0.3~4くらいに落ちてきたのである。なんで?
「稀にいますね、そういう方」
望んでもいないのに、この「稀」な部類にわたしはよく分類される。角膜をもうこれ以上削れないので再手術もできない。もともとアレルギーが酷いのでコンタクトもダメ。
で、またメガネが必要になった。
メガネをよく失くすので高いものはやめよう。昔はアランミクリなんてカッコいいけど高くて重いメガネで鼻が凹んでいたのだが、今はJINSやZOFFなどの安くていいメガネがあるし。軽くて楽チン。
特にPCレンズというブルーライトをカットしてくれるレンズが重宝(最近、ブルーライトは特に目に悪いわけではなかったというニュースを読んだような、、、)したのだが、ブルーライトカットの%の各社違いがあるということがわかり、 %表示では単に比較できなくなってきた。
ただしわたしの場合、スマホやPCなどは裸眼で見るとちょうどよいという、老眼と近視のバランス具合なのでもはや近視用のメガネはそこを考慮せずに、自分の好きなカラーレンズにすることができる。
カラーを入れる場合、たいてい普通のメガネとして使用する場合は15%、サングラス使用の場合は目が相手から見える40%、見えない50%以上~、と使い分け、目が綺麗に見える(に違いない)ブルーグレー系にしている。
で、わたしの偏った好みの条件は
・とにかく軽い
・金属フレームではない
・四角いフレーム
・枠やテンプルが細すぎない
・鼻当てに金属を使っていない
・テンプルの先に滑り止めのゴムを使用
・色は黒
・カーブがきつくない度付レンズ用フレーム
メガネを頭にかけてることが多いため、鼻当ての金属は髪に引っかかるのでNG、さらにテンプルにラバーのソックが付いていると、笑いながらのけぞってもメガネが飛ばなくていい。
ラインがしなった女っぽいものよりかっちりした男気のある外観に惹かれる。
これらの条件を満たしてくれたのがスポーツサングラスでおなじみオークリー(OAKLEY)!
スポーツシーンではかなりお世話になったオークリーのサングラス。イリジウムのレンズを使うと相手からは目が見えないが、こちらからみると普通のサングラスより、かなり明るく見えるという優れもの。もちろんオークリー特有の8カーブもありそうなハイカーブレンズの度付にも対応している。
だけど、今回は会社でも日常シーンでもかけることができる、オークリーのオプサルミック(眼鏡用)フレームに焦点を当ててみた。(カラーのテンプルのモノは予備テンプルで黒いテンプルがたいていついている)
CROSSLINK(クロスリンク)MNP OX8029
レンズ幅:横53-55の2サイズ
レンズ幅:縦33-35
フレーム幅:137-139mm
色:サテンブラック(艶なし)01 ポリッシュドブラック02
クロスリンクシリーズの代表格。テンプルが半ばで太くなっているスポーツ型。カーブもクロスリンクの中ではある方なので、ハイカーブとはいかなくてもカーブレンズ使用が望ましい。53サイズをクロスリンクのスモールとも呼ぶ。顔が小さめの女性にはスモールがおススメ。
CROSSLINK High Power (クロスリンク ハイパワー)OX8117
レンズ幅:横50-52の2サイズ
レンズ幅:縦30-32
フレーム幅:140mm
色:ポリッシュドブラック02
従来のClosslink MNPからフレームサイズはそのままにレンズサイズを小さくし、フレームのフロントカーブをやや浅くしたモデル。度付レンズを入れるのにおススメのモデル。
CROSSLINK Pitch (クロスリンク ピッチ)OX8041
レンズ幅:横56
レンズ幅:縦31
フレーム幅:1mm
色:サテンブラック(艶なし)01
クロスリンクコレクションの中では最もスッキリとしたシルエットでテンプルも細め。
スポーツにも普段使いにも両方イケる。カーブはMNP並みかも。
CHAMFER(シャンファー)MNP OX8089
レンズ幅:横52-54-56のスリーサイズ
レンズ幅:縦33-34-35
フレーム幅:136-139-mm
色:サテンブラック(艶なし)01 ポリッシュドブラック02
オークリーのオプサルミックフレームの中でもベストセラーモデル。テンプルには滑らずフィット感を増すUnobtanium製イヤーソックスを採用している。
LATCH EXラッチEX OX8115
レンズ幅:横52-54
レンズ幅:縦33
フレーム幅:138mm
ノーズ:アジアンフィット
色:サテンブラック(艶なし)01
Latchというかけ止めを開いてTシャツの首元などにクリップしておくことができるモデル。四角い角張り具合は一番。
※注意:品番やサイズ表示は個々のサイトにより微妙に違ったりします
眼鏡用であるにもかかわらず、軽量性とフィット感を兼ね備えたCROSSLINKシリーズはなかなか使い勝手が良い。
さらにTrueBridgeTechnology(トゥルーブリッジテクノロジー)といって付属している4サイズのノーズパッドからぴったりのサイズを自分で選んで交換できるという画期的なシステムで、ノーズがアジアンフィットだのスタンダードフィットだのと確認しないで済むし、O-Matter製軽量フレームも含めて、さすがOAKLEYオークリー、ちょっとご無沙汰している間にどんどん進化していた。
今回迷ったのは、CROSSLINK High Power (クロスリンク ハイパワー)とCHAMFER(シャンファー)の2択。
レンズの大きさ、カーブの弱さ、フレームの形、大きさ、、、、ほぼほぼ変わらないのだが、フレームの上の端が外側により出っ張っているというわずかな違いからハイパワーを選択した。
ちなみにオークリー はOX型番のあと、ハイフンの後の4ケタは色番2ケタ+レンズ横幅2ケタである。
ハイパワーの場合、OX8117-0252 の02はポリッシュドブラック、52はレンズ横幅ということ。
フレームを買ったら、レンズは他店で作ってもらうことにしている。JINS、ZOFFともに他社フレーム持ち込みでのレンズ発注に対応してくれるから、種類によっては3000円~8000円(カラーレンズ)というお手頃価格で度付レンズが入れられる。昔はメガネに何万も払っていたけれど、今はリーズナブルになったので、シーンに合わせていくつか作って手軽に楽しみたい、めざせメガネ女子(初期高齢期に突入中)!