猫のツメ、ときどき腰痛。

偏った物欲と健康への偏愛。ときどき旅。ときどき腰痛。 せまりくる高齢化社会を笑いながら生き抜くための情報発信ブログ。

ジニエブラvsヴィアージュブラ、ナイトブラだけではもったいない

ここだけの話だが、どうも最近妙齢のせいかバストの形が変わってきた、というか明らかに位置が下がってきていることに唖然。。これが老化というものか。。歳をとると全てが下垂するという現実を受け入れられずにいたが、それでなくても窮屈なことが嫌なわたしはとにかく家に帰ったらブラを外す、家では休日もほとんどノーブラで過ごす、、寝るときはもちろん。。。
それは女性のバストにとっては致命傷であったことに今更気づいても遅いのだが、よく聞く「クーパー靭帯」の存在を改めて認識した次第である。
 
クーパー靭帯とは、胸の筋膜と皮膚を繋いでいる繊維のことで、胸全体に張り巡らされていて、そのおかげでバストの形を維持し、美しいバストラインを保つことができているのである。このクーパー靭帯が、ノーブラでいることでバストの重みのために伸びてしまうともう元に戻ることはなく、切れてしまうという。伸びるだけでなく切れる!?
伸びきったゴム状態のバストを想像するだけで恐ろしい。
今からでは遅いと承知しつつも、これ以上下垂してお腹に当たらないように(そういう漫画を見たことがある)ブラについて再考した。
 
なぜ、ブラを外したがるかというと、妙齢の割に赤ちゃんのような柔肌のため(言い過ぎ御免)すぐかぶれるのである。夏は特に汗をかくせいか、かぶれが酷く、蕁麻疹のようなミミズ腫れになる。そのため、肌あたりのいいものを選ぶことになり、それがまたバストのボールド感をなくす選択になっていた。
ちなみに愛用していたのはアメリカ製のSPANX。昔はワコールが輸入販売していたのだが、今はなく、直輸入の店から買うしかない。肌触りもよく胸のラインが綺麗に丸く見えて良いのだが、なんせ伸びやすい。
 
とにかく、ノンワイヤー、ノンフックで、生地が柔らかくで肌当たりが良くて、でもきちんと胸をホールドしてバストアップ、アンダーや肩紐部分で被れない、Tシャツやニットで胸のラインが綺麗に見えるブラが必要だった。
 
そこで試したのがgenieジニエブラ
 

genie(ジニエ)ブラ

direct-teleshop.jp

 
360°立体編みで筒状に編み立てられた縫い目の少ない伸縮性に富んだ素材で、バストにぴったりフィットし包み込んで持ち上げる。
中央に向かって厚みをもたせ高低差をつけた、ジニエオリジナルパッドが自然で丸みのある美しいバストラインに整えてくれる。
約3.5cmのずれ落ちにくいショルダー幅や、タグがない印字での洗濯表示、カップ下のワイドリフトバンドがアンダー部分のめくれを防いで、肌触りもよくストレスフリー。
12色展開8サイズ ナイロン90% ポリウレタン10% 1枚:3,278円  3枚:6,264円(税込み)
 
これはなかなか良さそうだと、デザインジニエシリーズと言われているボーター、ドット、無地の3柄でセットになった黒を購入した。3枚で買わないとお得感がないのだが、無地の3枚セットは好みでない色の組み合わせで決められているし、黒だけというのがない。これがジニエを買うときのネック。
このジニエブラ、なかなかの着用感でホールド感もよく、これはスポーツの時にも使えるとほとんどスポブラ化していた。
ただし、難点があったのはバストの形は確かに丸くなるのだが、少し横に広がって流れるので、太って見えるのでは?ぴったりしたTシャツでの見かけがあまりいいとは言えない。そして夏は生地のせいか蒸れる。
 
ジニエブラには種類が多く、新発売になったジニエシークレットブラは、両胸のパッドを絶妙な距離感でつなげたという新しいパッドを採用し、パッド下部に適度な厚みのバランスドクッションを配置することで下からしっかりバストを持ち上げ、バストの中央と両サイドの編み立て強度を高めることで、寄せて上げる効果をアップしているという。
パッドの表面もブリーズホールで通気性アップし、生地の内側と背面にメッシュ素材を採用し、背中部分の通気性もアップさせたという進化版のようだから、試してみたい気がするものの、値段が上がっていて躊躇している。
 
ジニエシークレットブラ
6色展開8サイズ 1枚:3,667円 3枚:11,000円 (税込み)
そのほか、
ジニエレーシィブラ(レース仕様)
ジニエブラエアー (通気性アップ)
ジニエドリームブラ (肩紐が細い)
ジニエキャンディフロスブラ (パイル地)
など、たくさんのシリーズを出していて、グラマーシェイプエアーフィットという、ぽっこりお腹を引き締めるというブラ付きキャミソールまであったが、なんとベージュ、ピング、ラベンダーという、なんで?黒がないの?という配色にガッカリ。ジニエの配色難は課題である。
 
 
ところで、なんとクーパー靭帯は寝ている間にも伸びるらしい。そこで必要になってくるのが「ナイトブラ」。
ナイトブラは寝ている間にも胸の横流れを防ぎ、胸の形を正しい位置に収めてくれるということで育乳のために、若い世代の間にも浸透しているらしい。
この存在を知ってはいたが、寝るときにもブラ?窮屈で眠れないだろと今まで興味すら持っていなかったのだが、試しにジニエブラをつけて寝てみたら、意外とすんなり受け入れられた。だが、夏は暑い。
 

そこで見つけたのが、「ナイトブラ」で検索すると異常に支持率の高い、viage(ヴィアージュ)ビューティーアップナイトブラというやつ。しかしわたしの目には「ジニアブラと同じじゃないか」としか映らない。形状も生地も謳っている利点もほとんど同じじゃないのか?

 
 
viage(ヴィアージュ)ビューティーアップナイトブラ
ゴム編み」という特殊な手法で仕上げられた生地で、離れたバストもしっかり引き寄せ、背面圧着強化設計により、背中に逃げてしまった肉をバストへ誘導、胸元の生地を高くする「胸高設計」で、上からもお肉を逃がさず、バストラインを丸みある美しいおわん型に整える。アンダーバストに沿って施された着圧ラインが、バストを横からも下からも寄せ上げて中央へ。厚みのある凸凹パッドによって、下からバストを持ち上げ魅力的な谷間メイク。さらに脇高設計により、寝ている間のお肉の横流れをガード。
7色展開。6サイズ。ナイロン87% ポリウレタン13% 脇部分:コットン100%
1枚:3,980円 3枚:9,980円(税込み)
 
 
説明を読む限りでは、かなりバストの寄せ上げに特化しているナイトブラのようである。しかもわざわざナイトブラとして作られているので、つけ心地は良さそうだし、レビューの評価が圧倒的に良い。普段こういう「良すぎるレビュー」は疑うのだが、とにかくナイトブラを試してみたかったので、購入してみた。
 
結果は大正解。
そしてジニエブラとは見た目が同じなのに着用感が全く違う。バストの位置が中央に寄ったことで形も格段に良い。
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個人的な分析で言えば、大きな違いはパッドの形状と、胸の幅生地の薄さ。ヴィアージュの丸型のパッドはジニエの三角と違って、下位置に厚みを入れ、下からバストを持ち上げるようになっている。
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そして全体の生地がヴィアージュの方が滑らかで薄い。薄いのにホールド感がしっかりしているのである。
胸幅の違いというのは、正面から見た胸幅が、同じMサイズでジニエブラの方が少し広いのである。これが胸が横伸びして見える原因だと思う。なぜわかったかというと、最初、胸が広がるのはパッドのせいだと思ってジニエブラにヴィアージュのパッドを入れてみたところ、胸の横伸びが大して変わらなかったので、なぜ?と思って胸の幅を比較してみたのである。このわずかな胸幅の差が大きくラインに影響してる、と思う。
ただ、わたしのジニエブラはベーシックなやつなので新商品のジニエシークレットブラはまた違うかもしれない。(生地は若干薄くなっているそうです)
 
このviage(ヴィアージュ)ビューティーアップナイトブラ、わたしにとってナイトブラ としてだけの立ち位置はあまりにももったいない。こんなストレスフリーのブラでバストの形状をきちんと寄せ上げ、Tシャツやニットにも響かないのなら、普段使いにもってこいではないか。人前で脱ぎさえしなければ、これからの夏の被れないブラとしても大活躍しそうである。
 
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