猫のツメ、ときどき腰痛。

偏った物欲と健康への偏愛。ときどき旅。ときどき腰痛。せまりくる高齢化社会を笑いながら生き抜くための情報発信ブログ。

パタゴニアのフリース

フリースの定番

 

世の中には常にいつの時代にも変わらない「定番」がある。どんなにファッションに流行があっても、定位置にどっしりと構えてゆるぎない自信と誇りを持った商品がある。もちろんその年によって若干の小さな変更、というか改革はあるだろう。新しい素材も開発される。それでも「定番」の安心感といったら、、、全ては値段ではないけれど、定番の良さはやはり値段に反映される。

 

その顕著な例が「フリースジャケット」。いまやユニクロの代名詞みたいになってるけど、やはり老舗はパタゴニア。値段差なんと10倍。

今クールのドラマ「僕らは奇跡でできている」で高橋一生がベージュ色のパタゴニアの毛足の長いフリースジャケットを着ていて、またまた注目されている。最初に着ていた水色のジッパーはクラシック レトロX カーディガン?(今はジャケットしかない)その後いつの間にか紺色のジッパーに変わっていてお!っと気づいたのだがそれはレトロ パイル ジャケット。市場ではとっくに売り切れなんだとか。

このドラマ、特に何かすごく面白いというわけでもないのに、ついつい見入ってしまう。高橋一生の魅力だろうか。。

www.patagonia.jp

とにかくこのせいで、自分もまたパタゴニアに魅了されてしまったわけである。確か持っていた昔のフリースを箪笥の奥から引きずり出して着てみる。わたしのはクラシック シンチラ ジャケットで、毛足は短くて滑らかな、昔はフリースと言えばこれだったんじゃないか?とにかく今着ても着心地の良さに感心する。定番の安心感だ。

 

パタゴニアのフリースの始まり

1977年に創業者イヴォン・シュイナード氏が、漁師が着ていたパイルセーターを山着にして「パイルジャケット」としてリリースしたのがフリースの始まりなんだとか。毛足が長くて保温性に優れ、雨に濡れてもすぐに乾くことから登山に最適!となったこの素材は元はなんと便座カバーの素材だったとか。それが初代シンチラ・フリース。1993年からはペットボトルを再利用して生産することに成功、その頃には防寒の街着として普段のファッションに取り入れられるようになっていた。

 

パタゴニアとユニクロのフリースの違い

フリースが街着としてその市民権を得た背景には、ユニクロの格安フリースの流行があると思う。色、デザイン、価格、の全てにおいて他を凌駕したかに思えるユニクロのフリースジャケットやセーター。。。確かにわたしも買いに走ったし、今でも赤いタータンチェックのフリースジャケットはなかなか捨てがたく、時おりダウンの下に見え隠れする。

だが、久々にパタゴニアのフリースに袖を通した時に感じた何とも言えない着心地の良さ、実はユニクロにはない。なぜだろう?何が違うんだろう?それは触った時から感じる素材の滑らかさ、柔らかさ、それと、おそらくパターンが違う。裁断のパーツが違うんじゃないか?いかに人間の身体にフィットするかは、生地の種類はもちろんだが、生地の使い方、裁断、パターン、縫製、、、要するにいかに手間をかけるかで違ってくるように思える。

さらにパタゴニアはもともと山で着る用のため、保温性や蒸れの発散、速乾性、耐久性、軽さなどの機能が全然違うんだそうだ。毛足の長いフリースは、実は長い毛と短い毛を織り交ぜてるんだそうで、それが柔らかさを出し、さらに空気を閉じ込めて外の冷たい空気を遮断してくれる。まあ10倍の値段の差は機能性にもありといったところか。

これは個人的な感想だけど、同じ化繊でありながら、ユニクロの方がなんだか化繊化繊っぽく感じるのも、値段を反映しているように思えてならない。

もちろんユニクロのフリースも進化していて、それなりの良さはあるけれど、やっぱり使い捨て感が否めない。パタゴニアを一度買ったらおばあちゃんになるまで大切に着そうな感じ、気分的な問題だけではないと思う。

  

パタゴニアのフリースジャケット

さてしばらく遠ざかっていたパタゴニアのフリースジャケット、これも進化してるようなので、実際にお店に行ってみた。パタゴニアのフリースは実際に山でその高機能を発揮するテクニカルシリーズと日常の生活やちょっとしたアウトドア環境で着るカジュアルシリーズに分かれているが、それにこだわらず、好きなデザインと色があれば即買いだ。ここでは That’sFleece!なやつを候補にした。

  

R2ジャケット #25149  ¥ 23,760

R1からR3まであるが、R1はフリースに見えない薄手だし、R3はフリースの毛並みが四角くて小さい目の中にあって、さっぱりだ。やっぱりここはベロアのような触り心地の良い毛足のR2。長さの異なる長短2つの毛足が暖かく、両脇や袖の外側に動きやすいストレッチ素材を施してある。そのおかげで細身のシルエットのスリムフィット。

本体:ポリエステル97%、ポリウレタン3%、サイドパネル:ポリエステル93%、ポリウレタン7%

 

レトロ・パイル・フーディ #22805 ¥ 21,600

フリースの伝統的ジャケットって感じ。フーディなしのレトロ・パイル・ジャケットはメンズしかないが、個人的にモコモコにするならフーディがいい。色のチョイスがもう少しあって欲しい逸品。オンライン市場では公式パタゴニアでしか見かけない。

本体:ポリエステル100% 

www.patagonia.jp

 

ロス・ガトス・ジャケット #25211 ¥ 19,440

毛足の長いシャギー感のあるハイパイルフリース製で肌触りが良く、レギュラーフィットで裏地も付いているので、風も通さず暖かいが、ジッパーもワントーンなのでちょっともっさり感がするかも。

本体:ポリエステル100%

 

クラシック シンチラ ジャケット #22995 ¥ 14,040

1985年の発売以来変わらないデザイン、代表的なレギュラーフィットアイテムのロングセラー商品。中厚の両面フリースで滑らかな表地は毛玉防止加工が施されている。オンライン市場では公式パタゴニアでしか見かけない。

本体:ポリエステル100% 

www.patagonia.jp

 

クラシック レトロXジャケット #23074  ¥ 29,160 

ゆったり目に着られて、腕回りが太くなっているレギュラーフィット。防風シートが入っていてボディが固めのしっかりしたジャケット。

厚手のポリエステル・シェルパ・フリース(リサイクル・ポリエステル50%)を使用している。胸のポケットの別布がデザインの特徴。

本体:ポリエステル100%

 

うーむ。フリースに黒は着ないと思っていたのだが、R2のブラックを見たら、自分の普段の服装に難なく合わせられそうで、かっこいいではないか!しかしせっかくフリース買うならパタゴニアらしいレトロ・パイル・フーディにも惹かれる。ただ、色がなあ。。買うなら白か。。。

ちなみにパタゴニアの直営店のスタッフはみんな親切!いろんな相談に親身にのってくれるし、ないものも探してくれる。

 

フリースはなかなか決まらず、、、即決は断念したけど、他のものをいろいろ見てたらムール貝の燻製の缶詰が美味いと勧められて、プレゼント用に買ってみた。パタゴニアのムール貝、笑。エコ包装にも気を遣っていて、さすがパタゴニア、また来るぜ、と思ったのだった。

 

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