猫のツメ、ときどき腰痛。

偏った物欲と健康への偏愛。ときどき旅。ときどき腰痛。 せまりくる高齢化社会を笑いながら生き抜くための情報発信ブログ。

超便利なCPOジャケット

冬に着るトップスって圧倒的にニットのセーターだったりしませんか?

最近はほとんどユニクロのヒートテックのインナーの上からタートルセーターやニットワンピースを被るだけで済ませているのだが、コロナ禍でテレワークが多いとはいえ、さすがに会社に行くときにもっとお洒落(という感覚がすでに薄れてきているような、、、)を考えるようにしたいもんである。
 
基本的にメンズ好きのわたしだが、そのメンズで気になるのがシャツジャケット。シャツジャケットというと、シャツとアウターの中間という意味だが、いわゆるCPOジャケットのことである。
CPOジャケットとは、
「CPO」とは、「Chief Petty Officer」の略称で、アメリカ海軍下士官のチーフのことを意味するらしい。
ルーツはアメリカ海軍が着用していたユニフォームで、“やや厚手のウール素材で作られた襟つきのシャツ”のこと。
 
有名どころでは、ハリウッドランチマーケット×WOOLRICH のバッファローチェックのCPO シャツジャケット。
いろいろ探していると、条件にあったものとしてたいていこれが引っ掛かる。そしてそこには必ず「キムタクが着用」と。。。おいおい、返って手に入らなくなるからキムタクとか書いて欲しくないんですけど。。。
だから市場にはほとんどない。
 
このバッファローチェックには、赤黒と白黒があって、赤黒がバッファローチェックの基本っぽいけど、わたしが欲しいとしたら例えばこういう白黒なんだけどなあ。
 
そもそもバッファローチェックというのはWOOLRICHから生み出された柄なんだとか。1830年、イギリス移民のジョン・リッチ2世がペンシルバニア州、プラムランにアメリカ初のウーレン・ミルズ(毛織工場)を作り、その後ハンター用ジャケットやパンツなど多くの新製品を生み出していく中で、ハンティングの際に、ハンター同士を誤射しないように視認性の高い赤×黒の目立つチェック柄を開発したというのが始まりらしい。(※ネット記事より引用)
ここに紹介されているのがWOOLRICH。
 
今は中古で探すしかないみたい。。。
ちなみにハリラン×WOOLRICHのCPO シャツジャケットは、中綿が入っていて、肘にもエルボーパッチがついているしっかりしたジャケット。この中綿とエルボーパッチは要らないと思ったら、いろんなブランドからバッファローチェックのCPOシャツジャケットはけっこう出ているから探してみるといい。
 
eye JUNYA WATANABE MAN 
A BATHING APE
NEIGHBORHOOD 
SHOTT
BROOKS BROTHERS
COOTIE
UNUSED
などなど。
 
だが一歩間違うと、これ、ちょっと野暮ったい印象になりがちでは??
そう、永遠にアメカジの若づくりおじさんみたいになりがちである。見れば見るほど、自分的には白黒ならまだしも、赤黒チェックはないかもと思えてきた。
 
あとはシルエット。シャツジャケットなのにシャツ感が強いとダサい。肩のラインはピッタリより落ちた方がいいので、シルエットはオーバーサイズの方がいい。そしてジャケット感を出すには、まず胸元のフラップ付きポケットは左右両方にあった方がいいし、さらに両サイドに手を突っ込めるポケットがある方が望ましい。
インナーにタートルやフーディを合わせてサクッと羽織れる、上からコートが着れるくらいのウールの厚さがいい。
なーる。希望を言うのは簡単だが探してみると意外にありそうでない。
 
で、結果的にZOZOTOWNで見つけたのがコレ。なんだかんだ言って無地になってしまったが、コーディネートにはやっぱり無地がいいかと。
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※ZOZOTOWNより引用
なんと「ZUCCa」。その昔、三宅デザイン事務所から独立して立ち上げた小野塚秋良氏のブランドである。もうご本人は退任されているが、昔はDCブランド全盛期の頃にお世話になった懐かしのブランド。それなりに値段がするのでセールの時によく買いに行ったものだ。
このジャケットのシルエットをネットで一目惚れしてポチってしまった。
裾がAラインに広がっていたり、両サイドにジッパーがついていたりとデザインにこだわりが見えるのはさすが。ただ、実物が届いてちょっと予想外だったのは、ウールの生地が思ったより厚手だったこと。裏地もしっかりついていて、これ、確実にジャケットである。
なのでこの上からコートを着るには、厚手のコートはNGだしかなりボリュームが出るので基本的にはこれをアウターとして出かけるしかない。
 
うーん、コートが羽織れるシャツジャケットが欲しかったんだけどな。しかしまさに今、この寒暖の差のある油断ならない春先にもジャケットとして着ていける重宝な1着にもなって、なかなかのお気に入りなのである。

 

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