テレワークの最中、ちょっと近所のコンビニに、とか病院に、とかいった時のメイクにぴったりなBBクリーム。もはやすっぴんでは一歩も玄関の外に出てはならない妙齢の身としては、手放せない一品。
特にこれからの季節はちょっとの外出でも日焼け止めは必須なので、化粧下地+美容クリーム+ファンデーションに日焼け止め効果の加わったBBクリームは時短にも便利なことこの上ない。
今まで「アスタリフト ベースメイクBB クリーム（SPF50+ PA++++）」の試供品を使っていて、これはこれで使用感は良かったのだが、薄いから馴染むものの、色味が白すぎてもっと濃い肌色はないものかなあ、と。
そもそも、ファンデーションも含めてこの手のものは国内で販売されているもののほとんどが色が白すぎて合わないのである。特に色黒さんではないし、日焼けもしていないが、顔に青みや赤みがバラバラに存在し（どういう肌？）普通にナチュラルなベージュでも白く病人顔になりがちなので、自分の肌より濃いトーンのファンデーションを使うと不思議と馴染むのである。
今使っているファンデーションはシャネルのル・タン 50番という普通の店では販売していない特別色。質感、色共にこれがなくなると会社を辞めた方がいいくらい外出できなくなる。
というわけで、近くの大きなドラッグストアで、そこにある全てのBB クリームの色を確認してみた。ネット上で「濃いめ」と言われていたドクターシーラボやちふれも含め、どれも不合格。唯一、３色展開があった「プリオール 美つやＢＢジェルクリーム（SPF35・PA+++）」のオークル3という色が一番濃くて、伸びも良さそうだった。プリオールは妙齢用なのでエイジングにもいいのかも。これを買おうかと思ったのだが、ちょうど品切れだったこともあり、もっと良く調べてみることにした。
ネット上をまたあれこれ検索し、そこで行き着いたのが、「MISHA MパーフェクトカバーBBクリーム」。メイクとスキンケアの画期的なコンビネーションにより、肌を明るい印象にして、シワをケアし、年齢肌のお悩みや吹き出物が気になる方のために抜群のカバー力を実現する、という。実はこれ、ものすごい定番の人気商品だった。まさに今の韓国コスメブームの先駆け？なのかしら。
とにかくこれ、韓国コスメなのに、色白だけでなく濃い色まであってバリエーションが普通のファンデーション並みに豊富。
No.17 ブライトベージュ(No.13という表記もあり）
No.21 ライトベージュ
No.22 ニュートラルベージュ（RXのみ)
No.23 ナチュラルベージュ
No.25 ウォームベージュ
No.27 ハニーベージュ
No.29 キャラメルベージュ
No.31 ゴールデンベージュ
日本でも売れ線はNo.21ライトベージュ、 No.23ナチュラルベージュで、さらに普段より濃いめの No.25ウォームベージュ No.27ハニーベージュがあり、もっと深掘りするとNo.29キャラメルベージュ No.31ゴールデンベージュまである。たいてい日本で売ってるのはNo. 27ハニーベージュまで。
レビューも良くて、SPF42,PA+++ という日焼け止め効果があり、リーズナブルな値段。これは試してみるしかないではないか。
そして買おうとして気づいたこと。
「MISHA MパーフェクトカバーBBクリーム」と「MISHA MパーフェクトカバーBBクリーム RX」の２種類があるということである。（しかも50mlポンプだけかと思ったら20mlのチューブがある）
※公式HPより引用
公式HPによるとポンプやキャップも赤になった「RX」の方がリニューアル商品なんだそうで、じゃあ新しい方がいいと思ったのだが、 RXの方はNo.25までみたい。
この2つの違いは、「RX」の方がカバー力がさらに強力になり、カラーバリエーションも拡大（前のは色味がグレーっぽいという意見があったみたいなので、22が増えた？）。スキンコンディショニング効果も高くなってるんだとか。「8種のヒアルロン酸、5種のペプチド、コラーゲン、セラミドがうるおいあふれるセミツヤ肌に仕上げる！」んだと。
ネット上の店にいくつか聞いてみると、公式には「RX」しか掲載がないが、前のタイプも普通に仕入れているからこの２つは「別物」として両方販売されているということだった。へええ。でもそれって前のタイプは市場在庫がまだあって販売してるけどこれからは「RX」しか生産しなくなるってことなんじゃないのか？？？
いろいろ探して試しに買ってみたのは、色味に拘って前のタイプ「MISHA パーフェクトカバーBBクリーム」のNo. 29キャラメルベージュ。No.27 ハニーベージュと迷ったのだが、濃過ぎだと薄められるかと。。。
つけてみての感想は、それなりに油分が多いので乾燥肌の自分でもしっとりというよりテカる？また香りも少し気になる。そして、コラーゲン、セラミド、ローズマリー葉エキス、カミツレ花エキスなどのスキンケア成分もある反面、シクロメチコン（シリコン）、メトキシケイ皮酸エチルヘキシル（紫外線吸収剤）、酸化亜鉛（紫外線拡散剤）、二酸化チタン（紫外線拡散剤）などの成分が少々気になる。
ただ自分の使用用途はきちんとメイクではないので、ちょいと外に出る時の最低限の顔のマナー？のために薄く伸ばして顔色を整えるには許容範囲。
1.香りが少々化粧品っぽい
2.少々テカってメイク崩れしやすい
3.添加物が多い（紫外線吸収剤も使用）
という点に納得できれば十分ではないだろうか。
流行りの韓国コスメを使っても、韓国女優のような陶器肌になれるわけではないということを十分に分別できる年齢なので、すっぴんでちょっとお出かけを錯覚できる楽しみとして使用していきたい。
