猫のツメ、ときどき腰痛。

偏った物欲と健康への偏愛。ときどき旅。ときどき腰痛。 せまりくる高齢化社会を笑いながら生き抜くための情報発信ブログ。

シャワーヘッドを取り替えてみた

今まで使っていたシャワーヘッドが古くなってきたので、交換しようと、欲しいシャワーヘッドの条件を連ねてみた。
シャワーってただ勢いよく出ればいいってわけじゃなくて、最近は特にいろんな機能が付いてるからつい欲張ってみたくなる。
 
欲しいシャワーヘッドの条件
◎浄水機能付き
◎浄水・原水切替え機能付き
◎水流切り替え機能付き
◎ウルトラファインバブル
◎節水能力が高い
◎水圧が高い
 
今まではとにかく塩素の浄水機能に重きを置いており、家庭用浄水器でおなじみの三菱ケミカル・クリンスイが出していた、ヘッド内側に亜硫酸カルシウムの浄水カートリッジを内蔵した浄水シャワー、クリンスイSY102を使用していた。
 
水道水に含まれる残留塩素には殺菌力があるが、髪や肌のタンパク質を酸化させる作用があるという。
また肌を乾燥させたり、肌のバリア機能である脂質を溶かす?作用などもあるらしい。特にヘアカラーが早く落ちるというのでそれは大問題!
とにかく塩素を除去したかったので、浄水機能に拘った結果、カートリッジの交換が4ヶ月に1回でいいコレはコスパ的にも納得のいく商品だと思う。
 
浄水シャワー クリンスイSY102
ヘッド先端のシャワーキャップ部に酸化還元フィルター(亜硫酸カルシウム)を内蔵し、残留塩素を除去。カートリッジは、水の流れを妨げない素材なので、浄水時でも、シャワーに十分な水量(8L/分)を確保。
カートリッジ1個あたり約8,000L(1日60L使用の場合、約4ヶ月)使用可能。
◎浄水機能付き
 
だが、最近の宣伝を見ているとマイクロバブルがどうしたの、油性マジックが消えるだの、興味をそそられる謳い文句がたくさんあるではないか!
それでついついいろんな機能について調べてみた。
 
 

浄水機能付き

浄水機能がついたフィルターの材質はたいてい「活性炭」「ビタミンC」「亜硫酸カルシウム」のいずれかである。
活性炭⇒脱臭剤としても用いられているが、カートリッジの寿命が長いのが特徴。使い続けるうちに塩素除去率が落ちてくるのでコスパ悪し。
ビタミンC⇒溶液や粉末、タブレット状など、いろんなタイプがある。ちなみにお風呂にビタミンC粉末を入れても簡単に塩素除去できる。
亜硫酸カルシウム⇒亜硫酸イオンを水に溶かしながら、残留塩素に反応する。塩素除去率が落ちにくく、コスパ的にも経済的。
 
アラミック  サロンスタイルシャワー スカルプケア SSC-24N  
ビタミンCボールで塩素を除去。 強力水流(中央部に時速40kmの高速水流)、最大50%の節水 散水板を2重構造にしたフィルター機能で水道水中に混在する不純物を除去するといった、浄水機能特化型。
◎浄水機能付き
◎水圧が高い
◎節水能力最大50%  

浄水・原水切替機能付き

浄水は身体や髪にとても良いのだが、お風呂場を洗うときは返って塩素があった方がカビになりにくいため、できれば浄水と原水の切り替えができるシャワーヘッドが望ましい。
 
東レ(TORAY) トレビーノ トレシャワー RS53
活性炭を採用した浄水シャワーヘッド。塩素除去水と原水を切り替えできるスイッチで、髪や身体を洗うときは浄水、お風呂を掃除するときは原水と、手元で簡単に切り替えられる。
カートリッジの交換目安は約12000Lなので、1日80Lの使用量で約5ヶ月使用できると謳われています。スリムで使いやすい。
◎浄水機能付き
◎浄水・原水切替え機能がついている
◎節水能力30%
 
浄水シャワー クリンスイSK106W
ヘッド先端のシャワーキャップ部に酸化還元フィルター(亜硫酸カルシウム)を内蔵し、残留塩素を除去。
浄水/原水切り換えスイッチ(プッシュシーソー式)付き。
カートリッジ1個あたり約4,000L(1日60L使用の場合、約2ヶ月)使用可能。
◎浄水機能付き
◎浄水・原水切替え機能付き
 

水流切り替え機能付き

細かい水流とストレートのマッサージ水流などの切り替えがあると、なお嬉しい。マッサージの水流はヘッドスパにもなるし、
腰などの痛いところに強い水流を当てると気持ちがよく、血行も良くなる。
 
ミラブルplus
すぐれた洗浄力を持つウルトラファインバブルを含む水流を、勢いのあるストレートとより微細な気泡を毛穴まで届けるミストに、ワンタッチで切り替えて使える画期的なシャワーヘッド。ミスト水流は、フェイスケアにストレート水流はヘッドスパにおすすめ
高い洗浄力と節水を実現し、従来のシャワーヘッドを使用した場合より平均3.6倍の温度上昇となり、シャワーだけでも温まって湯冷めしにくいことが証明されたという。
◎浄水機能付き
◎水流切り替え機能付き
◎ウルトラファインバブル
◎節水能力 
 

ウルトラファインバブル

ファインバブルとは、直径0.1mmから0.001mmの超微細な気泡のこと。また、ウルトラファインバブルとは、0.001mm未満の気泡のこと(ISOで定められた国際標準規格)。マイクロバブルよりさらに小さく、非常にすぐれた洗浄力を持っている。
0.3mmほどの細かい穴から出て、水流が極小の泡、超微細な気泡になることで、毛髪や毛穴の細かい汚れを落とす効果が期待できるという。油性マジックがシャワーだけで落ちるってアレのこと。また体温が上がり湯冷めしにくくなるとも言われているが、反面、水流の気泡が細かすぎると冷たい霧となって温感が下がり寒い!という声もあり。。
 
 
田中金属製作所(TKS) ボリーナプリート Bollina Pulito TK-7030
ウルトラファインバブルの超微細な気泡が、毛穴やシワの奥まで入りこみ、肌の汚れを吸着してやさしく洗い流す。また一般的なシャワーヘッドに比べ、入浴後の肌表面温度が約27%上昇肌の水分量8%アップ肌の表面温度の上昇率が6倍も高くなり湯冷めもしにくい、などの効果が謳われている。超微細な泡力でキメの整った美しい肌、しっとりと潤いのある艶やかな髪へと導く。
◎浄水機能付き
◎ウルトラファインバブル
◎節水能力最大50% 
 

節水能力が高い

節水30%〜70%とメーカーによって差はあるが、年間で何万もの費用削減になるのは嬉しい機能。今まであまり気にしていなかったがここは積極的に取り入れたい。
 

水圧が高い

これはシャワーにおける基本的な必須条件だが、住まいの水道の環境にもよるので製品のせいかどうかを見極めるのはなかなか難しい。水を細かくしたり、浄水のためのカートリッジを入れることで水圧が下がりやすいなどという声もある。
 
 
 
そもそもこれら全ての条件が揃うものはまずない。水流切り替えや、浄水・原水切り替えがついているものがあまりないのである。
散々悩んだ結果、ミラブルplusは確かにかなり条件を満たしてはいるが、なにぶん価格が高くてコスパ的にどうなのよ?
シャワーヘッドって進化するし何年かで交換するものだと思っているので、あまり高いものを買ってもなあ、、と、選んだのが、スカルプDでおなじみのアンファー(ANGFA) D-ヘッドスパ シャワーヘッド。同じようにウルトラファインバブル仕様である。
 
これ、実は田中金属製作所(TKS) ボリーナプリート Bollina Pulito TK-7030とほぼ同じものである。 ボリーナプリートをスカルプDアンファーブランドで出したってことだが、値段が1000円ほど高かったのでどう違うのか?メーカーに問い合わせたところ、
「 田中金属製作所のボリーナプリートに増圧機能を加えたものがD-ヘッドスパとなります。 ボリーナブリートの約1.5倍の水圧によって、頭皮へのマッサージ効果がプラスされ さらに節水効果もアップし、最大50%の節水をすることができます。」
とのこと。
ボリーナブリートで水圧がイマイチというレビューを見たので、これは増圧というのがかなりポイント高い。
  
アンファー(ANGFA) D-ヘッドスパ シャワーヘッド
◎浄水機能付き
◎ウルトラファインバブル
◎節水能力最大50%
◎水圧が高い
ちなみに水圧はそれほど高く感じなかった(使用場所の環境にもよる)が高くもないが低くもない。まあ許容範囲。ウルトラファインバブルの水流は痛くなく気持ちよく、ただヘッドスパといいう割には物足りない感じ。これは、水流が細かくなればなるほど無理ってもんだろう。風呂上がりの体温上昇は確かに今までより感じるので、油断してそのままずーっと薄着で過ごして夜中になり風邪をひきそうになった、笑。
カートリッジが2ヶ月しか持たないので、以前のクリンスイより断然コスパは悪いが、概ね合格なので、しばらく使ってみようと思う。

 

Copyright © 2018 Deerhuntercat All rights reserved.