洗濯洗剤、食器洗剤、トイレ用洗剤、バス用洗剤、一般掃除用洗剤、、ふつうに考えても5種類はある家庭用洗剤。さらにカビ取りや窓ガラス拭きなどを加えるともっとだろうか?
いつも思うのはその形状とボトルの色、デザイン、、がひどいっ。大手メーカーのは特に、、、家の中に置いておくのにその形状は整理しにくく場所ばかり取り、緑、青、赤、黄色の原色をふんだんに使い、派手なコピーが所狭しと踊っている。
某社のピンクの蓋に水色のボトルを見るといつもゾッとする。昔のバケツか花見でよく見るビニールシートかって感じでいただけない。家のインテリアを考えてみて欲しい。そもそも洗剤にそんなに存在感がいるだろうか?
というわけで、家に置きたくなるオシャレな洗剤ボトルを使ってるメーカーを探してみた。
Murchison-Hume(マーチソンヒューム)
オーストラリアの家庭用洗剤で、石油化学成分が一切含まない100%植物原料のオーガニック洗剤。
洗剤に必要な界面活性剤もトウモロコシ油などの植物由来でありながら、エコ洗剤に有りがちな洗浄力のなさは心配無用、一般の界面活性剤と変わらない洗浄力があるという徹底ぶり。子供やペットにも安心で、アロマもグレープフルーツやフィグ(いちじく)という強すぎない香りが人気。ボトルが大きい気がするか、センスのいい落ち着いたデザインがいい。
■ディッシュ ウォッシング リキッド
弱アルカリ性の食器用洗剤。台所でグレープフルーツの香りって癒されて面倒な皿洗いが楽しくなる(かも)。
■カウンターインテリジェンス・フードセーフスプレー
キッチンや食卓の汚れを落とし、抗菌や除菌効果もある。ペット周りにも使用できる。
■ボーイズ バスルームクリーナー
トイレやお風呂用洗剤。便器やバスタブ、フロア、洗面台周りなどを洗浄するだけでなく、カビの繁殖を防ぎ、臭いの原因・バクテリアのエサになる物質を中和し清潔に。
J.R.WATKINS (ジェイアールワトキンス)
1868年にアメリカのミネソタ州にある製薬会社で、すべてUSDA(アメリカ合衆国農務省)が認定した100%オーガニックのハーブや天然エキスを使用し、95%以上の植物由来成分で作ったナチュラルな洗浄剤。パラベンフリー・無着色・動物由来原料不使用にこだわっている。アメリカンでレトロなボトルデザインがいい。
■オールパーパスクリーナー
キッチン、洗面所、床などいろいろなところに使えて便利な多目的クリーナー。スプレーの広がる範囲も選べ、二度拭きの必要なし。
アロエ&グリーンティー 、ラベンダー 、レモン、オレンジ 、グレープフルーツ などの香りが選べる。
■バス & タイル クリーナー Tub & Tile Cleaner
シトラスの香りのバス&タイル用クリーナー。リン酸が含まれていないので、敏感肌でも安心。
■ディッシュソープ
ナチュラルで泡立ちがあまりよくなくても頑固な汚れも落とすと評判の食器用洗剤。香りもたくさんある中から選べる。
別売りポンプあり。
THE LAUNDRESS(ザ・ランドレス)
ニューヨークのファブリックケアブランド。植物由来の原料を使い、香料はエッセンシャルオイルを使用した環境にも優しい洗濯洗剤。
白いラベルと黒いキャップのシンプルなデザイン。とにかく香りがよくて洗濯が楽しくなるのだが、液体の粘度があり、注ぐときの蓋の仕様がいまいちな感じがする。
■シグネチャーデタージェント
色柄もの用洗剤。あらゆる目的の洗たくに使用できるよう、色の保護剤、汚れとたたかう酵素などを絶妙に配合。
そのほか白い衣類用、濃い色物用、ベビー用、デリケートおしゃれ着用など、スペシャルケアブランドだけあって用途によって細かく分かれている。
■ファブリックコンディショナー
デタージェントと理想的なコンビネーションになるように開発された植物性の柔軟仕上げ剤。
BONDI WASH(ボンダイ ウォッシュ)
オーストラリアはボンダイにあるハウスケア製品の会社で、創立者のベリンダ エヴリンガムが、化学物質によって頭痛を引き起こした経験から開発された製品は99%-100%植物由来成分である。ホーム・ボディー・ベビー・ドッグのラインナップがある。
■ベンチスプレー
多目的クリーナー。強力なタスマニアンペッパーと甘く柔らかなオーストラリアン ラベンダーの香りで、洗浄効果に優れている。直接スプレーし湿った布で拭き取るだけ。
■ディッシュウォッシュ
自然由来の洗浄成分とオーストラリアンブッシュオイル、エッセンシャルオイル配合の食器用洗剤。
■ランドリーウォッシュ
洗濯機はもちろん手洗い用としても充分に優しい成分の洗濯用洗剤。
このように、ボトルデザインのいい洗剤はオーガニック、植物由来、天然などを謳ったエコ洗剤が多いが、割高感が否めない。
そこでみつけたのがさすがの無印良品。
最近発売になった洗剤類は大きすぎないシンプル(過ぎる)デザインで整理して置きやすく見た目もスッキリ。
バス用洗剤、トイレ用洗剤、アルカリ電解水クリーナーの3つは全く同じ形状で、区別するのにシンプルに白いシールが貼ってあるだけ。プレーボトルは逆さにしても噴射ができるトリガーを採用。特にアルカリ電解水クリーナーは、油や手垢などの酸化した汚れ落としに最適で、界面活性剤を使用していないので乾いたふきん等でふき取るだけでOKという秀逸な製品。無印良品には空のボトルも売っているので活用したい。
最近見た中で、大手の量産洗剤の中でまあ、頑張っていると思うのは、衣類用洗剤でしかないが
ランドリン(洗濯洗剤・柔軟剤)
花王 ハミングリンネ(柔軟剤)
くらいだろうか。。
そしてどうしてもリーズナブルでシンプルな洗剤にしたいなら、液体洗剤用の詰め替え用ボトルを買うのがいい。
「mon・o・tone」はシンプルな白の詰め替え容器。
他にもブック型の詰め替えボトル「ハンドブック」ランドリーディスペンサー(角型)や、
色分けできる「LAUNDRY-SYMBOLS(ランドリーシンボルズ)」ディスペンサー(角型)
そのほかダイソーなど100均にもあるので、この中に好きな洗剤を詰め替えて使用するといい。
特に、食器用洗剤は見えるところに置いておくものなので、リーズナブルな洗剤を詰め替えて使用するのがいいかも。
手肌にやさしい弱酸性では
食器用洗剤「キュキュット」
カエルのフロッシュ(Frosch)
油汚れに強い弱アルカリ性では
ソネット (SONETT) ウォッシュアップリキッド
除菌ジョイ (JOY)
重曹やセスキ炭酸ソーダなどの自然由来の液体
などがおススメ。
とにかく、家中の洗剤を今年中にスッキリさせたい気分。新しく買う時はよく考えて慎重に選びたい。