このところ、メイクのたびにメイクアップベースの大切さを思い知る毎日。超乾燥肌で年齢とともにシミやしわ、そして最大の難点色ムラ。。。血管が透けてみえる&赤みや黄色みがあるという信号機かっていうムラ肌をなんとか隠さないといけないので、パウダーを使わないリキッドファンデのみの使用感を好むわたしとしては、メイクアップベースが命、ということになる。
今までは乾燥肌に重きをおいていたので、シャネルのバーズ イドゥラ ルミエール(SPF 30/PA+++)やポール&ジョーの大人気商品、モイスチュアライジング ファンデーション プライマー S (SPF15・PA+)を使っていたものの、使用感はとてもいいが、ここにきてカバー力の重要さが必須となった今、見直さなければならなくなった。
シミやそばかすはもちろん、毛穴やこめかみから目の下にかけて稲妻のように走る青筋血管をきれいに色統一し、次のリキッドファンデーションを凹凸なくヨレることなくつるんとのせてくれる肌色補正メイクアップベース。保湿してなおかつカバー力があるというのが相反するので難しいところである。そしてUVカット(日常使いなのでSPF20くらいでよい)も必須。そんな秀逸なベースはないだろうか?
で、注目したのがこの2つ。
イヴ・サンローラン トップシークレットCCクリーム
(SPF35 / PA+++ )
3色:ローズ アプリコット ラベンダー 各40ml 6,500円(税抜)
肌色補整はもちろん、スキンケア効果も高いベース。毛穴やシワには血色よく見せるローズ、シミや色ムラ、クマにはアプリコット、くすみには透明感を出すラベンダーがおすすめ。
5種類の植物オイル(アンズ核油、クダモノトケイソウ種子油、マカデミアナッツ油、コリアンダー果実油、ホホバオイル)配合で、保湿効果もある。
アプリコットを試してみた。アプリコットというよりベージュ色のクリームだけど、よく伸びる、クマが気になるところには指でたたいて重ねるようにつけると、ほかにコンシーラーを使う必要もないかと。値段が高いのが唯一引っかかるところ。
これ、ラディアントタッチ ブラープライマーと混ぜて使うとよいというレビューを見たけれど、BAさんによると混ぜないで、CCクリームのあとにつけると良いとのこと。
エレガンス モデリング カラーアップ ベース
(SPF25 /PA++)
5色:ピンク オレンジ グリーン ラベンダー ベージュ 各30g 4,500円(税抜)
高いラスティング効果を発揮する水系ベースなので、柔らかく伸びはよいけれど、さほどカラーの効果を感じない。重ね付けをすると少しよくなる程度。
血色よく見せるピンク、目もとのくま・くすみ、シミ・ソバカスにはオレンジ、頬の赤みやニキビ跡にはグリーン、くすみをとって透明感を出すラベンダー、色ムラには自然にカバーするベージュ。
エレガンスはアルビオン系で品質的に安心できるし、ベースの評判がよく、定番人気商品にパンプリフティング ベースがある。
さて、選んだ色は、クマなどの青色を隠すアプリコット、オレンジ系。肌色補正という意味では、トップシークレットCCクリームに軍配があがった。トップシークレットCCクリームは柔らかいけどカバー力がある伸び方をするのに対し、エレガンスは水系で薄着き、よく伸びるけどその分色も薄まる。ポール&ジョーモイスチュアライジング ファンデーション プライマーに似てる感触だが、エレガンスのほうがまだしっとりするかも。
トップシークレットがある程度色がしっかりしているのはCCクリームだからなのか?普通のベースよりCCクリームのほうがカラー効果があるから当然なのだろうか?そもそもCCクリームって何だっけ?BBクリームとの違いは???
そしてSPFっていくつくらいが妥当??
調べると、BBクリームとCCクリームの違いは、基本的にはCCクリームは美容効果を持った化粧下地でカラー効果はなく、BBクリームは下地、コンシーラー、ファンデーションを兼ねているので、カラー効果がある、、みたいな、、、、ん? でもトップシークレットCCクリームは色がつくじゃないか、と思うとやはりメーカーによって定義が違うみたいだ。
SPFについては、もう誰も知ってることだろうけど、数値は日光を遮る強さではない。SPF1につき、約15分ほど日焼けによるシミ・そばかすを生じさせるUV-Bを防いでくれるというわけで、SPF30なら15分×30=450分(7.5時間)日焼けを防ぐということ、効果のある時間の長さである。朝会社にくる途中、昼休みにランチに外出くらいの日常使いなら20~30で十分足りている計算になる。ちなみにPAは、肌が黒くなったり、シワの原因になるUV-Aを防ぐ表記で、普通はPA+~++で十分だとのこと。
とりあえずこの秋はイヴ・サンローラン トップシークレットCCクリーム(SPF35 / PA+++ )でいい感じで乗り切れそうである。