だまし絵といえばエッシャー。
すぐに思い浮かべるけど、その作品の数々をじっくり観たことがある人は少ないのでは??
そんなエッシャーの作品152点を一堂に集めた「ミラクル エッシャー展」に行ってきた。
オランダ生まれの版画家、マウリッツ・コルネリス・エッシャー(1898~1972年)の生誕120年を記念した展覧会である。
世界最大級のエッシャーコレクションを誇るというイスラエル博物館から選りすぐられたというだけあって、へええ、こんなものまで?と驚く作品も多い。
やはり天才というのは若いころからその片鱗がうかがわれるものなのか、奇想天外な発想にはただただ脱帽。
観ていて本当に楽しくなる。
人生も 騙しだまされ愉快かな (一句)
とにかく見応えのある作品の数々、こんなに観ることができる機会はめったにないかと。
混むだろうから早めに行って、小さな作品も目を皿にしてよくよく観てみることをおススメします。
「ミラクル エッシャー展」上野の森美術館で7月29日まで