これは江戸時代のファッションカタログそのものだ。
凝った柄の着物が緻密に描かれ、色彩もなんて鮮やか!そして色使いのセンスも凄い。。
浮世絵自体は大きなものではないので、目を凝らして見なくちゃいけないのだけど。。
異国情緒のある更紗、黒と白の弁慶縞、多彩な縞や格子柄、花柄、こんなに多種多様で綺麗な柄の組み合わせを見たことがない。
また藍色の濃淡だけで描かれた藍摺絵の綺麗なこと。。
エキゾチックなお洒落柄は現代のドリス・ヴァンノッテンに通じるかもしれない。
猫がところどころに描かれていて微笑ましい。
猫を素足で撫でつけて戯れる女性の姿は、わたしもよくやるやる、と、笑。