大晦日にお誘いを受けて高野山真言宗 総本山金剛峯寺の東京別院。
午前0時からの新年大師大護摩祈祷。。たくさんの人が訪れる中に佐野元春氏など著名人の姿も。。
お不動様の前で 、煩悩の象徴である護摩木を燃やして厄や災いを祓い、大願が成就するようにお願いするんですね。
なんで燃やすかって?
火に捧げることで、仏の智慧の火を以てして煩悩を焼きつくすのだとか。。
う〜ん、焼き「尽くす」までいくかなぁ。。
まるで時が止まっているかのような厳粛な空間の中で、なかなかしつこい煩悩が炎と格闘の末、最期の阿鼻叫喚を 、、
そのとき!確かに悟りを開いた気がしました。
帰りは目が半眼の弥勒菩薩のような顔に。。(もはや仏かっ)
「実の如く自心を知る」=ありのままに自分の心を知ること。
御縁を大切にし、目の前の現実を見据え、迷いながら、やるべきことに没頭する。
ありのままの自分も目の前の現実も恐ろしいのですが、とにかく2016年の幕開けを清々しく迎えたのでした。
皆さまにとっても良い年でありますように。