一目で恋に落ちるような、プルーンカラーの面白い形状のボールペンをいただき、あまりに感動したのでご紹介。
このユニークで独創的なデザインは、元画家だったJean Pierre Lepine(ジャン・ピエール・レピーヌ)のもの。
JPレピーヌの工房は、フランスとスイスの国境近くのジュラ渓谷。
ここは 多くの伝統職人(アルチザン)を輩出した町として有名です。
その地に脈々と継承された伝統技法と、フランスらしいエスプリの効いたデザインが特徴のJPレピーヌ。
2003年のフランス・エビアン・サミット(G8)ではフランスを代表するペンとして、各国首脳に贈られたとか。。
JPレピーヌの製品は、職人が1本1本仕上げた、こだわりの一品。
軸のレジンは全面が同じ色ではなく、色や見る角度よって模様が異なってとても綺麗に輝きます。
このユニークなTOTEMトーテムボールペンは、彼の世界観と自らのルーツを連続した球状で表現したもの。
1930年代以前、レピーヌ氏の祖父は「削り出し」と「研磨」の技術を使って、ロザリオをはじめ、初期の電気スイッチの一部など、球状のものを作っていました。
球状の連続したデザインは、彼の祖父の仕事やルーツに敬意をこめています。
それはあたかも自分達のルーツに信仰心を合わせる古来の風習=トーテムと重なります。。
…調べると、なんて素敵な背景と歴史を持ったボールペンなんでしょう。。とまた感激。。
※左は、インディゴ・カラーシリーズ。