猫のツメ、ときどき腰痛。

偏った物欲と健康への偏愛。ときどき旅。ときどき腰痛。 せまりくる高齢化社会を笑いながら生き抜くための情報発信ブログ。

健康のやりすぎは体に良くない?

わたしはそれなりの健康オタクである。

愛読雑誌は「日経Health」、食事や運動にもとっても気を使っている。

 

朝は人間が一番飢餓状態の時だ。

胃腸もちゃんと働いていない。

だからその時には無理に固形物をとらず、

まずマルチビタミン、栄養素をバランスよく摂るのが一番というのが持論。(真っ向から反論されましたが)

 

だいいちわたしは低血圧低体温低血糖なので、起きた後はしろーい顔でトカゲのように這ってキッチンまで行き、朝食にサプリを栄養飲料で流し込むのだ。

 

  

マルチビタミン…総合ビタミン補給に

EPA+DHA…脳の老化防止に

コンドロイチン…関節の痛みに

ベータカロチン(八つ目鰻の油)…ドライアイに

ルティン+ブルーベリー…目の疲れに

大豆イソフラボン…女性ホルモンの補充に

黒酢にんにく…滋養強壮に

コエンザイムQ10+Lカルチニン…エネルギー生成とダイエットに

カルシウム+マグネシウム…腹が立つときに

ビタミンB6…悪夢を見るときに

 

 

これらのサプリをマイクロダイエットコーヒー味(総合栄養飲料)と一緒に一気に飲む。

 

通勤途中には、これから始まる一週間を思うと軽いめまいを覚えるため、ブドウ糖タブレットを摂取する。

 

普段の食事では、牛肉、豚肉は食べない。

脂ものも控え、揚げ物などよほどの揚げたてでない限りもってのほか。

コーヒーもコーラーも駄目。

タバコはもちろん吸わないし、人にも吸わせない。

お酒もすぐ気を失い誰の家で起きるかわからないのでほとんど飲まない。

水分をこまめにとるよう心がけているし、

冷たい飲み物は身体を冷やすので飲まない、。

  

そしてときどきファスティング。

 

ヨガ、バレエレッスンで心身を鍛え、

夜は瞑想し、来し方行く末を静かに考える。

 

 人であるよりも、女であるよりも、むしろその佇まいは花に似ている(誰かの小説のセリフだったような)

~そんなわたしでありたいと願う。

 

 

なんでも自分の都合のいいように考えるポジティブシンキングや、息切れしそうに疲れるプラス思考はない。

ただ風のように生きたいと願うのみ。

 

 

なのに、それなのに…

 

何故か体は脆弱、気も弱く、女子供老人のように脱水症状を起こしやすく、 すぐ脳貧血気味になる。

 

身体はあちこち痛くて、ついこないだ急性腰痛で入院したときにはさすがになんで?と落ち込んだ。

 

で、思い出した言葉が

「健康のやりすぎは体に良くないよ」

その昔、誰かに言われた言葉だ。

 

健康にはあれがいい、これがいいとあれこれやりすぎて、忙しいったらありゃしない。

 

なんとなく、そういうことも含めて今一度、自分の生活を見直す時がきたのかもしれない。

 

早く帰って家で料理をする、とか。

体にいいことをしにバタバタ出かけることをやめて家でゆっくり身体を休める、とか。

 

お肉だって、素性の知れた豚肉の脂の少ないヒレくらいは食べてもいいかも。

 

 今回の腰痛入院はそういうことに気づかせてくれるために必要なことだったのかもしれない。

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