猫のツメ、ときどき腰痛。

偏った物欲と健康への偏愛。ときどき旅。ときどき腰痛。 せまりくる高齢化社会を笑いながら生き抜くための情報発信ブログ。

中医学に基づいた治療

この連休で急性腰痛からの完全復活を目指して、治療、トレーニングをやっている。

朝と夜はつま先立ちエクササイズ、午後には溶岩スタジオに通い、身体を温めてじからストレッチと軽い筋トレ。

 

行き帰りは歩き&電車(当たり前ですが)

 

そういえば、退院以来、電車通勤をしていたら、いかに脚を使っていないかを痛感した。駅の階段、多すぎるし。。

 

それに、車の運転はストレス解消のようで実は、常に360度方向に神経を使ってることが意外に疲れることなんだ、と先週ひさしぶりに車通勤をしてわかった。

運ぶものが多い時はどうしても車が楽で、仕方ないけど、 やっぱり車の運転は腰によくないという。

気候がいい間は、荷物の多い時以外はなるべく電車&歩きで通勤してみよう。

 

今日は、久々に退院以来の T治療院に行ってきた。

いつもは日曜のバレエレッスンの前に身体の調整にいくところだ。

日曜のレッスンはハードなので、当分おあずけだが、

治療は同じ時間にずっと予約してあって、ここがまた予約のとれないところなので、そのまま通うことにした。

 

 

ここはまさに東洋系の治療院で、経絡按摩、鍼、温灸をベースとした治療を行う。

揉捏(揉むこと)と指圧の両方を重視し、温灸を使う。

 

鍼を刺した経穴(ツボ)に火の付いたもぐさを近づけて温めるもので、鍼に温熱効果が加わって、気持ちいい。

 

ここの鍼灸・按摩は体表に現れた硬結・圧痛・冷感などのツボに治療を加えて病気を治すというもので、臓腑の生理機能・疾病と体表が経絡・気血で密接に関連している「中医学」の臓腑経絡説に基づいている。

 

気血は臓腑から発生して、経絡を通じて全身を巡る。

この生理作用によって身体の運動が行われ、感覚器官を働かせることができるというのである。

 

先生の按摩の理論はこの臓腑経絡説を重視していて、必ず、どこかが痛いと「胃ですね」とか「膵臓ですね」とか言われる。

たぶん、ただ脚をねん挫してもどこかの内臓のせいにされると思うくらい…。

 

 

また仙腸関節を中心に関節機能を治療すると、関節可動域が改善して、同時に痛みを始めさまざまな症状が解消するという。

 

わたしはバレエレッスン場にちかい場所での治療院を探していた時、いくつか試して、ここにたどり着いた。

誰の紹介もなく、自力で見つけた治療院だ。

  

久々にお会いした先生に、今回の腰痛入院の件を話したら、ビックリしてそんな激痛、何か原因があるはずとわたしの話を聞いていたが、やはり「冷え」を指摘された。それも自信たっぷりに。

 

実家に帰った夜、狭い6畳の部屋に古い床置きタイプのクーラー、調節もくそもないような、ガンガン冷やします、働きますってタイプで、せめてあったはずのタイマーをかけ忘れて、朝には冷え冷え、夏用の羽毛布団にくるまっていたわたし。

 

でも昼間はフツーに買い物行ったり歩いてましたよ?

 

しかし、身体が冷えてもすぐに影響が出るとは限らず、ジワジワくることがあるという。

 

先生がわたしの背中をあちこち押していく。

いつもとは違う、肝臓、腎臓の反射区にギャ~イタイってくらいすごい反応があって、先生は確信したらしい。

 

肝臓は薬の飲み過ぎ、ずっと鎮痛剤を飲んでいたことが原因でないかと。

 

腎臓、これがやっかいで、冷えで機能が低下し、腰にきたのではないかと言う。

腎臓のツボは腰に近い。

 

しかも、そもそも夜腹いっぱい食べた後、身体を冷やすなんてもってのほかだと言う。

腎臓にもろ影響するんだそうだ。

今も痛むから、油断禁物、残暑の暑さにクーラーは要注意だ。

 

やっぱり整形外科では聞けない話がここでは聞けるし、会話が成り立つ。

 

ケースバイケースだが、

何をやっても改善しない場合、中医学の治療を試してみるといい。

「玄米を100回噛んで食べなさい」というのが口ぐせの、東洋的健康法はまんざらでもない。

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