猫のツメ、ときどき腰痛。

偏った物欲と健康への偏愛。ときどき旅。ときどき腰痛。 せまりくる高齢化社会を笑いながら生き抜くための情報発信ブログ。

足の骨格バランスを整えるBMZインソール

朝起きてフローリングの上に立った足の裏がイタイ。中足骨のアーチが崩れた状態なのと、かかとの筋膜が拘縮してるせいか? とにかく裸足で固い床を歩けないのである。整形外科医に言ったら、膝を曲げて手で足の裏を伸ばすようにと言われた。足底筋膜炎の兆候みたい。

もともとハイアーチの開帳足、、、インソールがないと靴にも不自由する。中足骨痛には時々ステロイドの痛み止め注射をすることもある。

 

そんなヤワな足を助けてくれるインソール。今までいくつのインソールを試してきたことか(お金返してほしいというのも多々)。。。その際の最低条件は土踏まずのアーチをしっかり支えてくれることだった。

 

ところが通っている整形外科のリハビリ科で理学療法士に言われたことが

「土踏まずのアーチを盛り上げて支えるインソールは足裏の筋肉が使えないのでそれでは衰える一方です」

「え?だってアーチに隙間ができると負担がかかるのでは??」

なんと、真逆の手当てをしていたのか?

今まで使っていてよかったのはビリケンシュトックのコルク?製のハーフインソールやベアフットサイエンス、ウォークフリーなど、どれも土踏まずのカーブを押し上げてくれるもので、歩くときすごく楽だった。

でも裸足の状態はますます悪くなってるような気がするのは、足底筋がきちんと鍛えられてなかったせいなのではないか?

 

うーむ。再考すべきなのかとまたまたインソールを探すことに。

インソールって検索するたびにいろんな進化版が出ているような気がする。その中でふと気になったのがコレ。

BMZ インソール

bmz.jp

そもそも、「体を支える土台となる『足』の機能が低下することで、骨格のバランスが 崩れ、全身に過剰な負担が掛かる。これこそが、身体の悩みを引き起こす要因となるため、崩れた骨格バランスを『足』からフォローする必要がある。」という理論はものすごく正しい。だからインソールって重要だと思う。

 

そしてこのBMZインソールは足の骨格バランスを整える『立方骨(cuboid)に注目した骨格アプローチインソール。足の安定性と運動性の起点となっている『立方骨』を中心にサポートすることで、足が本来持っているコンディションを整える。

 

また、足や体のアラインメント(骨格バランス)をより自然に適正な状態へ近づけることができるため、足の骨格バランスが整うことで、その上に位置する脚、骨盤、上半身の骨格にもよい影響を与える。(HPより抜粋)~とある。

 

わたしが注目したのはこの『立方骨(cuboid)』という聞きなれない言葉。そして「立方骨を下方から適度に支え、土踏まずを支えすぎない」というBMZ cuboid balance理論が興味を引いたのである。「足の内側部のアーチを押さえつけることは、足の運動性を制限する」ということは、前述の理学療法士の言葉に通じる。

 

立方骨ってどこやねんと思ったのだが、それは足の外側部のアーチの頂点に位置する骨で、足のドームを支えている最も重要な位置にあるという。

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理論的にはなんとなくわかったけど、結局は試してみないことにはわからん。。

 

このインソール、トップアスリートに愛用者が多いという謳い文句だが、ビジネス、カジュアル等ライフスタイルに合わせて種類がたくさんある。

HP見てもたくさんありすぎてわからないので、メーカーにお問合せしてみることした。

 

・中足骨アーチが崩れて痛みがある

・外反母趾

・ハイアーチで開張足

・足底筋膜による踵痛

・外側重心

・足首を捻挫しやすい

 

列挙するほど恥ずかしくなるが、このわたくしの御足に見合うインソールはどれですか?ウォーキング用と卓球用おのおので。

そして、どちらにも適していると勧められたのはこの2つ。

 

『カルパワースマートスポーツ』6,300(税抜価格)

衝撃吸収・運動性・安定性などに優れた高性能モデルで、骨格支持効果の高いCCLP理論を搭載。スポーツはもちろん、足底筋膜炎など足のトラブルを改善する手助けもしてくれるサポート効果が高く、足のサポート効果、動作改善など非常にバランスの良いモデル。厚み約3.7mm

 

『コンプリートスポーツ3 5,600(税抜価格)

独自のCuboid Balance理論により『運動性』と『安定性』を両立し、よりたくさんの足、たくさんの靴にフィットするモデル。

また、クッションが厚く、衝撃吸収に優れている。クッション性に優れている分厚みもあるので、靴にゆとりがある場合に最適。

クッション性を重視する場合や特に足に痛みや問題がある場合にはこちらをお勧め。

※コンプリートスポーツ2、1でも効果は同じ。

コンプリートスポーツ3はインソール前部分が約4.5mm、厚みに不安があればコンプリートスポーツ2(約3.5mm)コンプリートスポーツ1(約3.0mm)でもOK

 

 

なんだか高いモデルばかりを勧められた気がするが、足が足なので仕方ない。試しに『カルパワースマートスポーツ』を買ってみたのは、こっちのほうが進化版みたいだったから。

 

従来のCuboid Balanceをさらに進化させプロフェッショナルのために開発された新カテゴリーブランドCCLPCuboid Calcaneus Leverage Power 理論)のカテゴリーにあり、このCCLPインソールは、「立方骨」と「踵骨前部」を同時にサポートし、足のコンディションを整えるという。

 

~従来の「Cuboid Balance 理論」(立方骨支持)で足の骨格バランスを最適にし、「安定性」と「運動性」の両立を実現したところを、この機能を維持したまま、新たに「踵立方関節」をより良い位置で安定させる機能(踵骨前部支持)を追加することで、足から発生する小さな力(運動)を脚から全身へと大きな力(運動)に変えることが可能となり、骨盤が継続的に運動ポジションを維持することを発見した。~(HPより抜粋)

とあるように、「立方骨」だけでなく「踵骨前部」という新しい単語まででてきて、笑、もう何が何だかわかんないけどとにかく試してみるなら進化版を!と思っただけのことである。

 

なんとなくであるがうっすらと理論を理解し、そもそも関節が緩いわたしの足に、これは必要なことなんじゃないかとわかった時点で、あとはもう合うかどうか?である。 

 

レビューも「足の疲れが軽減された」「靴の中で足が固定されている感じ」「地面を強く蹴れる様になって動きやすい」「姿勢が良くなるような感覚がある」「土踏まずを支えるソールと違い、指先の動きや力の入りを意識出来る」などとすこぶるよい。

出費はかさむがこれでよい方向にいけばめっけもん、老後まだまだ運動を続けられる。そんな気持ちで試してみることに。

 

履いてみて驚いたのは、今までにない支えが、妙にしっくりきている、ということ。決して土踏まずをホールドしているわけではないのに、「立方骨」の部位にポッコリとある盛り上がりが履いていて嫌な感じがしない。まずは卓球シューズに入れて1時間コーチレッスンを受け動き回ってみたところ、いつもよりキレがよい足さばき?(ホントかよ)

外重心でよくソールの外側から減っていくわたしの足に、立方骨の位置の盛り上がりが外重心を治してくれてるような気もする。うーむ、いいんじゃない?コレ。

 

この「立方骨」の部位にポッコリとある盛り上がりがあるのはCCLPシリーズと、新しく出たお値段手頃のカジュアル版?「アシトレ」シリーズで、他のコンプリートシリーズやキュボイドシリーズは表面がフラットになっている。

CCLPが気に入ったついでに「アシトレ スポーツ」も買ってみた。厚さが「カルパワースマートスポーツ」より薄く、普段履きの靴にもイケるみたいなんだが、どーも「アシトレ」シリーズは機能はいいのに、表面にブルーやピンクといったわたしの苦手な色使いをしているのがイマイチ。

インソールって靴脱いだときに見える部分を、変な色やデザイン使わないで欲しい、と切に願うのであった。

それでもこのBMZのCCLPインソール、試してみる価値あるのでおススメである。

 

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