スニーカー好きというか、腰を痛めて以来、通勤にスニーカーを愛用するようになってつい集まったスニーカーの数々。。
しかしシュークローゼットがスニーカーだらけになって、今年は買わないように心がけていた、はずだった。
ハイブランドのスニーカー参戦は、2019AWも健在のようで、各メゾンがこぞって新しいスニーカーを発表している。
それには目もくれなかったのは、スニーカーはスニーカーブランドで買う方が「履き心地」という点においてはメゾンを上回ると思ってるから。
エルメス、グッチ、ピエールアルディ、、、自分の足型にも問題があるのだろうけど、ワイズがきつかったり踵が擦れたり、あるいは革が良すぎて?靴の中で滑ったり、、、高いお金を払って無理して履いてる感じが、、苦。
今までで一番履き心地がよかったのはNike Air Vapormax Flyknit(ナイキ エア ヴェイパーマックス フライニット)である。この手はどんどん進化しているけど、新しくアップデートされたものより、初期のほうが断然いいのはなぜだろう? 今販売しているナイキ エア ヴェイパーマックス 2019は試着段階ですでに、踵がくいこんで痛くなってしまった。フライニットでないのも痛い。
Nike Air Vapormax Flyknit はその初期のものをまとめて買っていたので、今でもまだまだ激履きしている快適なスニーカーである。
しかしある日ふと覗いてしまったアディダスのサイトで、また触手が。。。
それがこのアディダスファルコン / adidasFALCONのパイソン柄。
スネークスキン型押しレザーのスタンスミス限定モデルで、1990年代の反骨精神にインスパイアされた、大胆なシルエットと強烈な色使いの一足。型破りなシェイプが当時のムードを漂わせている。この特別バージョンは、スネークスキン柄の型押しをレザーアッパーにあしらっている。さらに、ゴールドカラーのアグレットとプリント入りソックライナーを備えた、スペシャルボックス入りの限定モデル。(公式HPより)
そもそもアディダスのファルコンは90年代にアディダスが発売したadidasFALCON Dorfというモデルに現代の技術を付加してアレンジしたもの。流行りの” ダッドスニーカー”を意識して、いろんなカラーバリエーションで発売されて以来、人気急上昇のスニーカーである。
実のところダッドスニーカーにはさほど興味がなくって、トレンドはすぐ終わるだろうし、その末路が厳しい、と勝手に思い込んでもいたのだが、このパイソン柄ファルコンを見たとたん、「むおおおお」と唸ってしまった。
大好きなパイソン柄だが、実はパイソン柄ってレオパード柄がキツくなってきた妙齢女性のモード感を保つのに、ちょうどいいアニマル柄だと思う。パイソン柄にもいろいろあるのでそこは選ぶのだが、あまり生々しくなく、茶系よりグレー系のパイソン柄で主張しすぎないこと、が条件である。HYKEが何年か前からパイソン柄を服に取り入れているけど、すごく上品な感じでカッコいい。
そのパイソン柄でファルコン。思わずポチッてしまったのは言うまでもない。
分厚いソールのわりに軽く、アディダスのTorsionシステムという技術を搭載しているためか、タウン用にも関わらず機能性も抜群の履き心地である。サイズはユニセックスだが、きもち小さ目かも?(あくまで個人の感想)またコスパもよくってこれで12,960円ってすごい。どちらかというと(というか、かなり)若向きのスニーカーだけど、このパイソンだけは、いただきである。
このスニーカーは服とのバランスが重要だなってのが履いてみた実感。スニーカーがぼってりしている分、足首をすっと出してパンツとの裾を空けた方がいい。
アディダスはマイアディダスっていうカスタマイズサービスをやめたので、NIKE iDみたいにオリジナルでオーダーできなくなったのは残念だが、やっていたらこのファルコンも対象だっただろうな。しかし、既製品でものすごく色、柄、素材の種類があるので,探せば気に入った1足がみつかるかもしれない。