猫のツメ、ときどき腰痛。

偏った物欲と健康への偏愛。ときどき旅。ときどき腰痛。 せまりくる高齢化社会を笑いながら生き抜くための情報発信ブログ。

卓球にハマりマイラケットを買う

なんと空前の卓球ブームである。

リオオリンピックでの卓球女子福原愛、石川佳純、伊藤美誠、そして男子はみなが波田陽区と見間違えた水谷隼の活躍のあと、「チョレイ!」張本智和(実は妹もスゴい)、そして平野美宇というニューヒーロー達の出現に、卓球人気の勢いはとどまる所を知らない。。おかげでテレ東も大躍進!

今年の世界卓球を観てさらに卓球をやりたくなった人も多いはず。

 

渋谷にはなんと「T4 TOKYO」という複合型卓球カルチャースペースが出現、卓球場のみならず卓球スクール、レストランバー、卓球ショップを併設、プロユースブランド 「VICTAS」までつくってしまう有様である。

「卓球をやりたい人は増えているのにやる場所が少ない」と、卓球ができる環境、コーチ陣を揃え、その普及と底上げを狙った卓球ビジネスはまさに大ヒットといったところだろうか。

 

 中目黒に「中目卓球ラウンジ」という卓球バーがあって、その昔、一時的な再来ブームはあったものの、薄暗いまったりした空間の真ん中で、「打ち込み禁止」のもとゆるりと卓球を楽しむだけでは、やはり何か物足りなくてそのまま行かなくなってしまった。。。

 

ここにきての再々ブームで、「T4 TOKYO」の卓球スクール「TACTIVE」のブランチが至る所にできている今、幼いころ、ガレージで磨いた卓球の腕を試さないわけにはいくまい。

ストレス解消に「スマッシュを打ち込みたいっ」という意気込みだけでいざ!

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 ところがいきなり「シェイク、ペン、どっちですか??」の質問にカルチャーショック。

えーと、最後に卓球をしたのは確か、西麻布のバーで飲みながら卓球大会ってもう10年以上前のような、、、

要するに温泉卓球の域を出ていないわけでして、、

 

シェイクハンドペンホルダーがあるわけですね、ラケットの種類なんですね。

どう考えても温泉卓球はペンホルダーですよね、え?今の主流はシェイクハンド?それがカッコいいなら、シェイクハンドで行きましょう、といった具合。

勢いのわりにこのレベル、、コーチも苦笑の呆れ顔。

 

約1時間のコーチレッスンで、まずは初めて持つシェイクハンドで素振りからやるハメに。

腕だけ動かすって、けっこうやりづらい。

実際に球を打つのにいきなり空振り、え??こんなはずでは。。

小さい時やってたんで意外とうまいハズなんですが。。

「シェイクハンドのせいです」(言い訳)

 

それから右足の位置が違うだの、そのまま横移動しろだの、ラケット引き過ぎ、振り過ぎ、力抜いて、と注意が飛び、フォア、バック、サーブと基礎をみっちり1時間。

大学では一応テニス部だったせいか、シェイクハンドのコツをつかむのは早かったものの、スマッシュでストレス解消どころか、ダメダメな自分を思い知らされたのである。

 

しかし、それがわたしのハートに火をつけることになる。

これからが本番だ。特訓だ。

軽い腰痛に、重い身体を引きずって帰宅したわたしは、その後ネットでじいいいいいいっと卓球ラケットをリサーチする羽目に。

 

続けるなら「マイラケット」は必須。

レンタルラケットなどもってのほかだ。

 

2大ブランドはバタフライニッタクなのね。ふむふむ。

 

初心者用から上級者用まで様々な種類があり、グリップにもFL(フレア)ST(ストレート)AN(アナトミック)があり、女性の手には根元にかけて細くなったFLが握りやすいらしい。

ラバーにも種類と厚さがあり、ラケットとラバーは別々に購入して裏表に貼るということを初めて知る。しかも組み合わせは無限にあるような。。

 

ピンキリのラケットの種類から選ぶのは至難の業。

でも「安物は買うな」と見栄っ張りの本能が告げている。

ラバーは貼りかえるが、ラケットはずっと使えるから。うーん、いったい何を選べば?

 

 自分なりの条件

・ブランド志向を満足させるバタフライ

・女性の手に持ちやすいFL(フレア)グリップ

・初心者からステップアップする(つもり)なので、中級者まで使える

・性格が攻撃的なので「シェイク攻撃型」

・色にこだわりがあるのでブルー系を使わない

かなり自分勝手なな条件だか、以上のことから決めたのはバタフライ ハッドロウVK FL 36781

 

これをバタフライのカスタマーセンターと、卓球用品では一番の品ぞろえという「国際卓球 渋谷店」に電話で質問してみた。

 

チョイスは悪くないらしい。

でもバタフライのカスタマーセンターでは、

・メイス パフォーマンスにラバーはフォア面:スレイバー、バック面:スレイバーFX

SKカーボンにラバーはフォア面:ラウンデルソフト(厚)、バック面:スレイバーEL(厚)

 

を勧められたが、国際卓球では一笑に付された。

結局、見ずに触らずに買うのはナンセンスなので、詳しい店員さんのアドバイスを受けに国際卓球 渋谷店に行くことに。

(ここ、わかりにくくて渋谷嫌いのわたしには超難関!)

 

国際卓球 渋谷店

東京都渋谷区桜丘町1-6

03-3463-1660

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 ネットの情報をあまり信じないように、と注意された上で、初心者でも扱いやすいコルベルも勧められた。なかなか良いラケットらしいが若干ハッドロウより重いというのが気になる。

最終的にはすぐに中級になる予定なのと(笑)色にこだわったバタフライ ハッドロウVK(FL)に、裏表ともにスレイバーELのラバー(中)が貼られた。

なぜラバーは(厚)じゃなかったのか?

 

ラバーには(薄)(中)(厚)(特厚)などの種類があるが、単純に言えば

厚ければ弾む&威力が出る&回転がかかる、薄ければ回転が少ない&コントロールがよくなる

厚ければフォア向き、薄ければバック向き

厚ければ上級者向き、薄ければ初心者向き

という関係。

 

(中)の厚さはバランスがよく安定感があるのでオールラウンダー向き、ということで選ばれたようです。

 

ちなみにラバーは赤と黒を片面ずつ(フォア、バックに色指定はない)貼るのが規則です。

 

ラバーの種類もピンキリでさっぱりわからない。テナジー05とかいう代表選手も使うような1枚8000円以上のラバーもあったりして、貼りかえるには高いので、最初はおススメにおとなしく従う方がよさそう。

 

その場でラケットに糊を伸ばしドライヤーをあて、丁寧にラバーを貼り、ラケットに沿って切る。。

ひゃ~自分ではできないわ、やっぱ。来てよかった。

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一緒にラケットを待ってるおじさんはインナーフォース·レイヤー·ALCをご購入のようで、これはあの張本選手や福原、石川選手なんかも使っていたというなかなか高性能な上級者向けですな。。

(ここでもう、知ったような気になってる自分がコワい)

 

 ようやく出来上がったのがコレ!

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エッジにもテープを貼りました。ラケットケースも買ってトータルで約17,000円!

 

思いのほか高くつきましたが、卓球はその後そんなにお金がかからないスポーツだと思うし、初期投資としてはこんなものか。。

いや~もうやる気満々、気分はもう東京オリンピックです!

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