猫のツメ、ときどき腰痛。

偏った物欲と健康への偏愛。ときどき旅。ときどき腰痛。せまりくる高齢化社会を笑いながら生き抜くための情報発信ブログ。

まほかる好きにはたまらない『彼女がその名を知らない鳥たち』

沼田まほかるという作家をその昔、ホラーサスペンス大賞受賞作『九月が永遠に続けば』で知って以来のファンなのだが、これが結構エグい。
人の心の闇や異様さをえぐって表現するのがかなり痺れるわけで、、、


「イヤミスの女王」(イヤミス=後味の悪いミステリーのこと、結構好きなジャンル)の異名を持つこの作家、「毒のある小説」には毒を以て毒を制すようなところがあって、、、なまじっか感動的な話にはちっとも感情移入できないし、人間的じゃないし、たいくつしちゃう、て人にはオススメです

 

「共感できたら終わり」と言われるこの小説も、人間の不快な感じ、嫌な感じに引き込まれる。よく映像化できてる。蒼井優、阿部サダヲはハマリすぎ、竹野内豊にあの役はどーなのよって思ったけど、松坂桃李はホンッといい役者になった

 

『ユリゴコロ』が9月に公開されたのに続いて、なぜ今、沼田まほかる?(『九月が永遠に続けば』の映像化はないだろうな)
『凶悪』『 日本で一番悪い奴ら』の白石和彌監督、浅野妙子脚本、が描くまほかるワールド、「このラストはあなたの恋愛観を変える」ってたいした恋愛観ないけどコワい。。。

 

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