第11回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、
マンガ大賞2013を受賞した吉田秋生の人気コミック『海街diary』
第68回カンヌ国際映画祭コンペティション部門にノミネートされた『海街diary』
海の見える街、古都・鎌倉の風景があまりにも素敵に撮影されていて
こんな日本の原風景が存分に観られるなんて、日本に生まれてよかったなあ、と。。
これ、日本人にしかわからない感覚だと思います。
鎌倉に住む3人姉妹が疎遠になっていた父親の死をきっかけに、母親の異なる妹を引き取り共同生活を送る物語。。
姉妹たち各々の父親、母親に対する繊細な感情が丁寧に丁寧に描かれていて、さすが「そして父になる」の是枝監督。。。
私的には、観ていて、女性は母親に傾倒しがちだけれど、亡くなった父親への想いって、この歳になるとよくわかるなあ、と思いました。
コミックはもっと4人姉妹の日常が描かれていて、たくさんの印象的な言葉が散りばめられている。
「人は信じたいものだけを信じて見たいものだけを見る。別の何かがあるなんて思いもしない。」
「どうしても途切れてしまう縁もあれば 思いがけず結ばれる縁もある。」
「どんな現実も 結局はひとりで向き合わなくてはならないのだ。」
4姉妹を演じるのは綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すず。
樹木希林、大竹しのぶ、加瀬亮、堤真一、リリー・フランキー、、、などの共演者がこの映画をさらにいい感じにしています。
6月13日(土)公開!是枝裕和監督『海街diary』
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